趣味外の出逢いの話 “タイプではない人”
「いい人がいたら紹介してください ♡」と仕事仲間に言う危険性
私の職場における人の出入りは、基本的には主にお客様です
業者さんとか、新人さんとか、そういう仕事関係の方の人の動きってあまりありません
なので
日々たくさんの人にあっている気がするけど
まさかお客様に出会いなんて、求めませんね
お客様はお客様です
ステキな方だなぁと思っても、それはそれ
どの方にも同じです
同僚と一丸になって提携し、いい接客サービスを提供することに集中してますから
出会いなんて思ったらいけませんね、お仕事ですからね
その他に宅配便の方やクリーニングの業者さんは日々いらしてますが、もう顔馴染みだし出逢いの対象外と思ってます
ということで、職場関係に出会いってほぼほぼないんです(と思ってます)
社内恋愛っていう言葉があるけど、私はこれは本当に最初から除外してます
仕事、大切ですから
つまりですね、職場の恋愛でつまずいたら、周りにご迷惑をかけまくるだろうし、自分のモチベーション維持やメンタルも危険だし、仕事を失うことにもつながってしまうかもしれない
だから、私は職場恋愛は考えてません
基本的に、仕事とプライベートは分けたい考えです
さて、どうしたら自宅と職場の往復で出会いを増やせるのでしょうか
業者の方に自分を売り込めばいいのでしょうか
「いい人いたら紹介してください」って
でもこれって、すごく痛い思いをしたことがあるんですよ
趣味以外の人に安易に言ってはいけない言葉
もう昔のことです
20代前半のことですからまだ私も色々を知らな過ぎて危なっかしいところばかりでした
って、今もあまり変わりがないかもしれませんし、考えることは生意気だし、本当に成長しているのか怪しいところがありますが
ただ、あまり経験がなく、無鉄砲だったことは確かです
私は、職場で活躍している男性とよく話す機会が増えて、調子に乗ってしまったというか、背伸びをしてしまったというか、自分の立場を考えなかったというか、出過ぎたというか…
ある時「いい人いたら紹介してください」と言ってしまったんです
仕事が出来る先輩だったし周りに知っている人もたくさんいるような話でしたから
その結果、どうなったと思いますか
私は、その男性と距離が縮んで、逃げられなくなってしまいました
職場の先輩ですから、しかも仕事が出来る人だからその男性が出張に私を連れて行くようになったり、と言った具合です
職場を抜けて一緒にランチをすることも増えました
私、その方にだんだんと我慢することが増えていきました
職場では先輩上司ということで拘束されて、プライベートでも会うようになり、熱があっても迎えに来られて夕飯を食べに行きました…
自由を失ってしまったんです
逃げても逃げても、無理でした
職場で会ってしまうのですから
仕事が出来る人なので頭の回転が速く、人を見る目や独特の勘も鋭い方で、私は若かったので(今も若輩者です)すっかり心身ともに縛られてしまって、怖くなって周りに相談することも身動きすることも出来なくなっていたんです
ある時、男性の家に行き、そこで彼のお母様とお会いしました
そこへ彼のご兄弟夫婦も見えました
屋外にいるお父様もお見掛けしました
ビビりました
私、男性といることで普段すっかり萎縮してましたから、家族の方も見えてもっと身動きが取れない息苦しい気持ちになったのを覚えています
結局、5年ほどお勤めさせていただいた職場を退職することで、男性から離れることが出来ました
正社員でした
このご時世ですが、ボーナスも出ていましたよ ←これって大きいですよね
仕事と引き換えに、大きな勉強をしたと思ってます
みんながみんな、私のように縛られてしまう人じゃないと思いますが、こういう事例もあるって知っているだけでも、女性の方は自分を守れることがあると思います
出会いがなく、出会いを掴むのが下手で、寂しい日々を過ごしていたとしても、軽々しく言ってはいけない言葉があるとあの時学びました
そして、どういう言葉が軽々しいのか、危険が伴っているのか、一言発する前に考えることが大切だなってわかりました
こんな経験ですが、ほんのちょこっとでも、どなたかの心に引っかかればとっても嬉しいです
ご一読くださり、有り難うございます